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【2017年05月23日19:44 】 |
盛り上がる物語
今日の一冊
小説 「ミュートスノート戦記 疾風果つる戦場」

遂に本気で動き出した敵組織。
その魔手は人間兵器として飛びぬけた力を持つ主人公だけでなく、
その周りの人々へも向けられる。
主人公は自らの身を、そして仲間達の身を守れるのだろうか。

3巻にしてある意味クライマックスという盛り上がり。
3巻始めから敵組織の主人公一味抹殺計画が、
着々と進められる様子が書かれ、
緊張感や不安などが高められ、そして…という展開。
キーパーソンとされていた楠見博士の登場もさらに物語を加速する。

2巻の時点で敵組織がもっと全力で動いてもいいのでは?
と疑問に思ってたけど、よく見ると作中2ヶ月しか経ってないのね。
ならちょっと納得。
日常シーンも多く書かれててもっと長く経ってる気がしてた。

主人公たちは敵組織と戦うための集団たろうとしているが、
元々はただの高校生であるという点。
実質的に敵組織(の戦闘員)と戦えるのが主人公しかおらず、
主人公に肉体的にも精神的にも負担がかからざるをえない体制。
そのために戦士として苦悩する主人公に、
戦士として主人公を戦わせなければならない友人達の苦悩。

そういった元は普通の人たちが戦いに巻き込まれる中で、
悩んだり苦しんだりする場面を、
きちんと書いているのがこの話の好きなところ。
最初から戦闘屋である、またはそういう世界観で生きている。
という設定の話はそれはそれでいいけれど、
やっぱり巻き込まれ型の主人公たちの話の場合は、
そういうところは大事だよね。
そこでそういう葛藤とか無しで適応されるのは、
ご都合主義な気がしてしまうし。
よほどそれが納得できる特殊な思考や主義の主人公ならともかくね。
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【2009年12月03日23:56 】 | 読書 | コメント(0) | トラックバック(0)
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